幾多のテストを経て導きだした、究極の3Dカーブ
アルミは曲げ加工ができるため、クローチングを組みやすい・最もストレスのない3Dカーブを描いています。
幾多のテストを行い導きだしたこのSINANO独自の3Dカーブは、
GS競技においてスキーヤーに満足をもたらします。
シンプルにして至高。GS競技専用グリップ
このGS競技用グリップPG-33は、少し見た目に物足りなさを感じるかもしれません。
しかしこの潔い形状は、GS競技での「勝ち」にこだわった結果そのものなのです。
国産メーカーだからできた、日本人の手に合った形状とサイズ感。
無駄のないクローチングのためのツバ無し仕様。
グリップ表面にはシボ加工を施し、スタート時にポールを強く突いた際に発生する
グリップの持ち位置のズレを低減。
GS競技に特化したグリップ、それがこのPG-33です。
衝撃に耐える剛性。#7075アルミ
スタート時の激しい衝撃にも耐えうる剛性は、競技系のポールに求められる必須条件です。
GS-Rに採用されているアルミは「#7075」。別名は
超々ジェラルミンとも呼ばれる高い強度を誇るアルミです。
その強度は中級初級のポール等にも使われるアルミ(#6061)のおよそ1.5倍にあたります。
堅すぎる金属は逆に脆くなり、割れやすくなります。
#7075は十分な強度を確保しつつ、「粘り」と呼ばれる柔軟性があり、安心です。
#7075は粘りと強度が調和したスキーポールに適した素材なのです。
こうした特性を持つ#7075は、熱処理という行程を経てできあがります。
SINANOの厳格な品質管理のもとに作られた#7075は、競技におけるスキーヤーの頼もしい相棒になるでしょう。
バスケット下に見る、スピードを殺さない工夫
SL-Rのバスケット下は他のポールのそれより短く設計されています(
ダックス仕様)。
これは、突いたポールを雪面から抜く時に、アイスから抜けやすくするためです(長いとアイスにひっかかり、タイムロスを起こす)。
スロープがほぼ氷状態になる競技系だからこそ、最大限にその意図が発揮される、
これがダックス仕様です。